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LSTの建設候補地は、我が国の先駆的サブミリ波望遠鏡がいちはやく観測を開始し、世界最大のミリ波・サブミリ波干渉計ALMAのアンテナが展開する、南米チリのアタカマ高地(標高は5,000m)にあります。宇宙に最も近いサブミリ波観測の最適地です。

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建設候補地:アタカマ高地

LST の建設候補地は、南米チリのアタカマ高地にあります。アタカマ高地は、南米チリ北部の砂漠地帯に位置します。アンデス山脈に沿って標高5,000 mに達する平原が広がるこの場所は、世界で最も乾燥した土地のひとつでもあります。サブミリ波は、地球大気中の水蒸気によって著しく吸収されてしまいます。空気が薄く乾燥したアタカマ高地は、サブミリ波の大気透過率が高く、LSTのサイトとして理想的です。現在ALMAのアンテナが林立するこの場所は、ALMAとの科学的なシナジーはもとより、道路や電力供給などのインフラを利用するという点でも、LST建設候補地として有力です。

[注:以下の地図はLST候補地付近を示していますが、正確ではありません。]

運用条件

LSTサイトでは、観測シーズン中(3月〜12月)およそ50%の時間にわたってサブミリ波すなわち300 GHz以上の周波数で観測することが可能です。候補地の気象データを精査した結果、雨季にあたる「アルティプラノの冬」の2ヶ月間(1月と2月)を除いて、風速10m/s以下、可降水量4mm以下の確率が約50%であることがわかりました。LSTの性能仕様は、この運用条件をもとに決められています。