5月21日から24日に、ドイツ・マインツにおいて開催されたAtLAST workshopに、LST計画グループから田村陽一・今村千博(名古屋大学)および河野孝太郎(東京大学)が参加しました。
80名を超える研究者が集まり、大口径サブミリ波望遠鏡により切り開かれる新たな天文学やその実現のための新しい望遠鏡や観測装置について、活発な議論が行われました。田村・今村が提案するミリ波補償光学や遺伝的アルゴリズムを使ったアンテナ構造最適化は、AtLAST望遠鏡の設計を担当するOHB社の技術者からも注目され、今後の共同研究への発展が期待されます。LST計画とAtLAST計画との合同マネジメント会議も5月23日に行われ、両計画の統合という大方針を改めて確認するとともに、その進め方について議論が行われました。
留言