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  • 執筆者の写真Akio Taniguchi

第18回LSTセミナーのご案内

更新日:2023年11月29日

 
「銀河系中心研究の新展開:多波長・光度変動・偏波観測による, 最新のSgr A*像 / Frontier of the Galactic Center Research: The Latest View of Sgr A* Through Multi-Wavelength, Time Variability, and Polarimetric Observations」

岩田 悠平さん(国立天文台)


銀河系中心の超大質量ブラックホールSgr A*は, その発見以降約50年に渡り数多くの研究が行われており, 活動銀河核, 銀河進化, ブラックホール時空など, 様々な観点から重要な天体である. ALMAやGRAVITYなどによる高感度観測や, SpitzerやChandraなどの天文衛星による長時間観測では, 変動の時間スケールやフレア頻度などの特性が各波長帯で調べられてきた. ALMAデータから得られた光度曲線の解析では, 数十分スケールの短時間変動性が見いだされ, この変動は降着円盤内縁付近での物理的現象に起因することが示唆された. 加えて, GRAVITYやALMAの偏波観測では, Q-U loopと呼ばれる特徴的な時間変動が発見され, これは降着円盤内を回転するホットスポットモデルで説明されることが分かった. GRAVITYの超高分解能データでは, 実際に降着円盤を回転する放射源が観測されており, 今後EHTでも同様の成果が期待されている. 本セミナーでは, Sgr A*に関する近年の研究, 次世代望遠鏡観測などによる今後の展望や, LSTで期待されるサイエンスケースを紹介する.

 

LSTセミナーとは?

  • 2021年12月から, 毎月1回の頻度でオンライン・セミナーを開催することにいたしました. LSTセミナーは, 将来の大型サブミリ波望遠鏡建設に向けて, サイエンス面でチャレンジしたいことや技術開発面で必要な研究を考える機会としたく思います.

  • 講演時間と質疑応答の目安は, それぞれ60分および30分です. また, セミナー終了後, 残っていただき, 講演者の方とざっくばらんに意見交換することも可能です.

  • 世話人は, LST Sci. & Tech. Promotion Team (lstpt あっと googlegroups.com) です.

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