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  • Taniguchi Akio

第2回LSTセミナーのご案内

更新日:2021年12月17日

 
「分子雲コアの質量関数で探る星形成過程と今後の課題」

竹村 英晃さん(総合研究大学院大学)


太陽をはじめとした恒星は、分子雲の中に点在する高密度領域である分子雲コアで形成される。そして、形成された星の質量分布すなわち、星の初期質量関数(IMF)は領域によらない普遍的な性質だと考えられている。このIMFの起源の解明が星形成の研究における最終的なゴールである。そのため、星の形成場所である分子雲コアの質量分布すなわち、分子雲コアの質量関数(CMF)の研究が行われてきた。近傍の小質量星形成領域におけるCMFの観測結果より、(1)分子雲コアの質量の一部が星へ進化し、(2)分子雲コアと星の質量比が分子雲コアの質量によらない、と解釈されてきた。しかし、ALMAによって遠方の大質量星形成領域の観測が可能になると、IMFから期待されるよりも、質量が大きい分子雲コアの割合が高いCMFが報告されるようになったが、その解釈やIMFとの関係については議論が続いている。本講演では、分子雲コアの成長やCMFの時間進化の可能性や、今後のCMFの観測における課題とその解決方策について議論する。


ご参考:竹村さんによる天文月報記事 も合わせてご覧ください

 

LSTセミナーとは?

  • 2012年12月から, 毎月1回の頻度でオンライン・セミナーを開催することにいたしました. LSTセミナーは, 将来の大型サブミリ波望遠鏡建設に向けて, サイエンス面でチャレンジしたいことや技術開発面で必要な研究を考える機会としたく思います.

  • 講演時間と質疑応答の目安は, それぞれ60分および30分です. また, セミナー終了後, 残っていただき, 講演者の方とざっくばらんに意見交換することも可能です.

  • 世話人は, LST Sci. & Tech. Promotion Team (lstpt あっと googlegroups.com) です.

 

次回以降の予定

  • 第3回LSTセミナー

  • 日時:2022年2月17日(木)16:30-18:00

  • 講師:但木 謙一さん(国立天文台)

  • タイトル:広視野サブミリ波探査で探る巨大銀河・ブラックホールの形成

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