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第21回LSTセミナーのご案内

執筆者の写真: Akio TaniguchiAkio Taniguchi

更新日:2024年11月28日

  • 日時:2024年11月28日(木)09:00-10:30

  • 接続先:[tennet:1683]をご参照ください

 
「チリ・アタカマにおけるミリ波サブミリ波観測での気象条件」

朝木 義晴さん(国立天文台)


チリのアタカマ台地に建設されたALMA(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)では、2011年のユーザー観測開始以来、ほぼ全ての観測データをアーカイブに収めている。ALMAの科学データはビジビリティ・データとして保存されており、毎年2月のメンテナンス期間と強風や降雪などの悪天候を除けばほぼ毎日24時間のデータからミリ波・サブミリ波観測における大気の状態を直接評価することが可能である。また、観測時にはALMAサイトに設置した複数の気象タワーにより気温、気圧、湿度、風向・風速を記録しており、ミリ波・サブミリ波の観測条件と気象条件を直接比較することも可能である。本講演ではALMA観測サイトにおけるミリ波・サブミリ波の位相安定度に注目し、数十メートル範囲内での比較的狭い領域でどのようなシーイングが得られるかについて、サイトの気象条件とともに議論をしていきたい。


 

LSTセミナーとは?

  • 2021年12月から, 毎月1回の頻度でオンライン・セミナーを開催することにいたしました. LSTセミナーは, 将来の大型サブミリ波望遠鏡建設に向けて, サイエンス面でチャレンジしたいことや技術開発面で必要な研究を考える機会としたく思います.

  • 講演時間と質疑応答の目安は, それぞれ60分および30分です. また, セミナー終了後, 残っていただき, 講演者の方とざっくばらんに意見交換することも可能です.

  • 世話人は, LST Sci. & Tech. Promotion Team (lstpt あっと googlegroups.com) です.

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